2026/09/20 20:22

柿の葉を乾燥・加工して作る柿の葉茶には、ビタミンCやポリフェノールなどの成分が含まれています。抗酸化、血圧、血糖との関係についても研究されています。

ただし、研究で扱われているのは、生葉、乾燥茶葉、浸出液、熱水抽出物、濃縮した抽出物などさまざまです。研究結果が、そのまま普段飲む一杯の柿の葉茶に当てはまるわけではありません。

この記事では、公開中の記事「柿の葉茶の効果・効能は?」から、商品を選ぶ前に知っておきたい要点を短くご紹介します。

柿の葉茶の成分について、まず知っておきたいこと

柿の葉茶の研究では、原料や加工方法、抽出方法によって、調べられる成分量や作用が異なります。

収穫時期、乾燥、焙煎、保存なども成分量に関係します。そのため、「柿の葉に成分が含まれていること」と「いつもの一杯に特定の効果があること」は、分けて考える必要があります。


柿の葉茶で研究されている主な成分

柿の葉では、ビタミンCのほか、ポリフェノールに分類されるアストラガリンやプロアントシアニジン、タンニン、カテキンなどが調べられています。

市販の柿の葉茶を調べた研究でも、商品によって成分量には違いがありました。また、乾燥茶葉に含まれる量と、実際にお湯へ溶け出す量も同じではありません。


抗酸化・血圧・血糖との関係は?

抗酸化に関する研究

柿の葉の抽出物について、試験環境で抗酸化作用を調べた研究があります。

一方、こうした結果だけから、人が柿の葉茶を飲むことで病気を予防できる、肌の状態が改善するなどと判断することはできません。

血圧に関する研究

柿の葉茶由来のプロアントシアニジンについて、動物や細胞を対象に血管との関係を調べた研究があります。

また、正常高値血圧または軽症高血圧の成人27人が、柿葉熱水抽出物を8週間摂取した小規模な試験も行われています。収縮期血圧には低下傾向が見られましたが、統計的に明確な差ではなく、血管内皮機能にも明確な変化は確認されませんでした。

一般的な柿の葉茶に、血圧を下げる効果が確立しているという結果ではありません。

血糖に関する研究

柿の葉の抽出物について、糖質を分解する酵素の働きを抑える作用を調べた研究があります。

ただし、抽出物を使った研究結果を、普段飲む柿の葉茶一杯の働きとして置き換えることはできません。血糖値の改善や糖尿病の予防・治療を目的とした飲み物ではありません。

成分や研究内容、参考文献を詳しく確認したい方は、こちらの記事をご覧ください。

▶︎柿の葉茶の成分や研究結果を詳しく読む


おかもと農園の次郎柿の葉茶

おかもと農園の次郎柿の葉茶は、愛知県豊橋産の次郎柿の葉だけを原材料にしています。摘んだ葉は、お茶屋さんで2度焙煎して仕上げています。

商品表示に沿った基本の淹れ方は、茶葉3gに350ccの熱湯を注ぎ、5分ほど蒸らす方法です。

ここまでご紹介した一般研究を、この商品の固有の効果として示すものではありません。

味わいや飲み方については、こちらの記事でもご紹介しています。

▶︎次郎柿の葉茶の味や飲み方を詳しく読む